最新更新日:2024/06/14 | |
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3年生社会見学(明科消防署)12月4日(金) 晴れ 今日、3年生は社会見学で消防署に行きました。 大人数にならないよう2班に分けることになり、最初のA班に同行しました。 9時10分に学校を出発、歩いて明科消防署に向かいます。 最後尾には女子3人が並び、 「あの横断歩道の信号は、ボタンを押さないと青にならないんじゃない?」 「じゃあ、先に押しておかないとすぐに渡れない」 「先生に言った方がいいかな?」 「渡るなら後で言おう」 と、先の行動を予測しながら会話をしていました。 道中、“消火栓”や“消火栓ボックス”“防火水槽”を探します。 普段意識しないと気付きませんが、探してみるとたくさん見つかりました。消火栓ボックスの横(地上)に消火栓がない場合は、地下にある消火栓(マンホール)を見つけました。 消防署に到着すると、まずは消防署の仕事についてお話を聞きました。 勤務は、朝8:30から翌朝の8:30までの24時間で、夜中は仮眠が取れるように布団もあるようですが、出動すると全く眠れない時もあるそうです。 朝・昼・晩御飯ももちろんその間に取っているそうです。どんなものを食べているのか気になります… 119番通報すると、松本市にある通信指令課につながり、そこから明科消防署に指令が来るそうです。 説明を聞いた後は、救急車へ移動。AEDなど車内の設備を1つずつ見せていただきました。 その後は、消防隊員が着る防火服や道具を見せていただきました。 防火服を着てボンベなどの道具を背負うと、25kgにもなるそうです。さらに放水などの任務をこなすには相当な体力が必要で、日々訓練されているとの事でした。 実際に、子供たちもボンベを背負ったり、防火服を着せてもらいました。 「見た目だけでは分からないね。着てみると重い!」 との発言も。 消防隊員の方のご苦労、任務の大変さが少し理解できたと思います。 タンク車もゆっくりと見学させていただきました。 子どもたちは隅々までよく観察し、どんどん疑問が湧いてきます。 上に繋がる梯子や、備え付けられた大きなハンマー、メーターやレバーを見つけては、 「これは何に使うの?」 と質問し、丁寧に教えていただきました。 そして最後は質疑応答の時間です。 1人ずつ、考えてきた質問をしました。みんなしっかり質問し、答えをよく聞いてメモを取っていました。 一番印象的だったのは、最後の質問です。 「どうして消防隊員になったのですか?」 お1人は、テレビで土砂災害の現場から子供が助けられているのを見た時に感動して、消防士を目指したそうです。 そしてもうお1人は、小学生の時の社会見学で消防署に行ったときに興味を持って、中学校の職場体験で消防署を選び、そしてそのまま消防隊員を目指したそうです。 強い想いと日頃の鍛錬がないと、到底務まらないお仕事だと強く感じました。 このようなお仕事についている方々に感謝し、「私たちも出来ることをやっていきたいね。」と担任の先生に纏めていただきました。 帰る前には消防車の前でみんなで記念撮影。 とてもいい思い出になったと同時に、消防署での仕事について体験も交えて学ぶことが出来ました。そして今日もまた、とてつもなくかっこよい大人に出会えた子供たちでした。 |
安曇野市立明北小学校
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