最新更新日:2024/06/28 | |
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5年生のプレゼンテーション2月16日(火) くもり 今日は5時間目に、5年生が3年生に対して委員会の説明を(リモートで)行うとのことで、お邪魔してきました。 5年生の担任の先生曰く、『プレゼンテーション』。 来年度、委員会の委員長や副委員長になる5年生が、新しく委員会に携わる3年生に対して、仕事内容などを説明します。そしてどうもそれだけではなく、来年度自分たちの委員会に入ってもらうための勧誘の役割も大いに果たしていそうです。 人に何かを説明し、魅力を伝えるというのは、なかなか難しいものです。それが初めての人相手であれば特に。 ちょうど今5年生は、国語で『伝わる表現を選ぼう』という単元をやっています。 相手に応じた言葉を選ぼう、ということで、”このお知らせを1年生に向けて書くとしたら…?”そんな内容の学習をしています。 “1年生”を“3年生”に変えて考えてみると…今回の委員会の説明を考えるのにピッタリと合いそうです。 担任の先生が、この国語の単元と絡めながら、プレゼンの準備をサポートしてくれました。 まず、言いたい台詞を書きだしたものを見て、どのような表現に変えればより伝わりやすいかを考えました。 「これから、3年生に、委員会のプレゼンテーションを、やります。」 「3年生は、何の委員会に入りたいか、決まった?」 このような台詞を、どのように言い換えたら良いのか、各自で、そしてグループでも考えてみました。 そういったプロセスを経て、委員会ごとに発表する内容を考え、画用紙に絵も描いて準備しました。 今日はそのプレゼン本番! 5年生は、人数が少ないため、全員が委員長か副委員長になる予定です。 つまり、全員が出演者。 Zoomが繋がると、順番に、5年生のみんなが前にでて話をしました。 委員会名、自分の名前と役職、そしてその委員会の代表的な仕事、さらにはどんな人が向いているかまで…。 最後に、「待ってまーす!」と笑顔で手を振られると、完全に心を掴まれてしまいました。 その間、先生がやったことといえば、接続が出来ているかの確認くらい。 あとは、時間になったら子どもたちで「まずは、席に着こう」「じゃあ、順番に並ぼう」などと声をかけ合いながら進めていました。 質疑応答の時間では、3年生からいくつもの質問が出ました。 質問者から委員会名が出ると、「放送委員だよ!」「図書委員だよ!」と言い合いながら、呼ばれた委員長は嬉しそうに前に出て質問に答えていました。周りのメンバーに囲まれ、記者会見のようでした。 毎度感心してしまいますが、今回もまた、「自分たちでここまでの事が出来るんだね。」と感動していた私を前に、ある児童がこんなことを言っていました。 「でも、今が一番大変だよ。 6年生がいなくなって、今度は自分たちがひっぱっていかなきゃいけなくなる。」 みんなで協力し合い、楽しみながらやっているところばかりが目についていたけれど、そうか。そうだよね。プレッシャーもあるよね。 年度末が近づいてきて、卒業する6年生だけではなく、どの学年も進級し、環境は変わってくるのですよね。それぞれに、期待とともに、不安や緊張も感じているのだな、と気付かせてもらいました。 そして、5年生のみんなが学び、取り組んだ今回のプレゼン、国語の単元は、大人になってもまだまだ考え続けるテーマでもあるなと感じた取材でした。 (国語の教科書より) 『伝わる表現を選ぼう』 内容も言葉も間違っていないのに、相手に理解してもらえなかったり、あやまって受け取られたりしたことはありませんか。 あなたの伝えたいことが、相手に正しく伝わるようにするためには、どう表現すればよいかを考えてみましょう。 |
安曇野市立明北小学校
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