最新更新日:2022/09/13 | |
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「3年間の思い出」(創立50周年記念誌より)当時現役の野球部主将の書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。 _________________________________ 3年間の思い出 野球部で過ごした3年間を振り返ると、さまざまなことを思い出します。 まず、入部1年目、初めはボール拾いなどでしたが、3年生の引退後、やっとまともにボールやバットを握って練習できた時は、うれしくてたまりませんでした。その中で1番思いで深いのは、新人戦です。僕もレギュラーとして出られましたが、緊張のあまり思うように体が動かずチームも負けてしまい、あの時は悔しくて涙が出ました。 そして2年目、先輩達にとっては最後の中体連、相手はなぜかまた新人戦の時と同じ相手、新人戦のかりを返したい、勝ちたい、という気持ちが勝って、勝つことができました。それは、まぐれではなく、実力でした。その後も勝ち、何年かぶりかの県北大会出場という快挙を成し遂げました。 そして3年目、今度は僕達にとって最後の中体連、目標は県大会出場、それだけ僕達は強かった。2年連続で県北大会出場を成し遂げ、目標に大きく近づいた。が、運命の県北大会1回戦の相手は北信中学校、敵の投手や大した投手ではなかった。いいあたりは多かったがいつもの打線のつながりがなかった。0対01死2塁でむかえた7回裏、打球はセンターへ、ランナーがかえってきてホームイン、サヨナラ負け。僕は頭が真っ白になって倒れこんだ。そして涙があふれてきた・・・・。 こうして僕達の3年間は終わりました。 今思うと、部活をしていたころ、野球をしていたころが1番楽しかったと思います。引退して、初めてその楽しさに気付きました。だから後輩には、部活がやれる、野球がやれる今この時をもっと大切にしてほしいと思います。そして県大会に行けることを望みます。 _________________________________ 何事にも熱中している時が、一番充実して楽しい時なのだと思います。先輩の言葉は、ぜひ後輩達に伝えていきたいと思います。 |
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