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「編集後記」(昭和47年度卒業文集より)

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 学校に保管されている卒業記念アルバムには、小浜中学校のいろいろな歴史や逸話が残されています。
 当時卒業記念アルバムの中の卒業文集にある編集後記が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。
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   編集後記

 かねてから計画通り12月初旬、「卒業記念文集作製」の仕事に入りました。この文集は義務教育課程を終えてゆく卒業生にとって最もよい記念となるものです。ですから、私たち編集委員40名は、この文集作りには、あらん限りの情熱をかけたつもりです。
 また、この「文集作成」にあたり、いろいろと学ぶところがありました。その中で特に感じたことは「信念」の偉大なることです。「文集にどのような内容のものを、どのような配置で載せるから、そして、これこれの過程を経て、いつまで完成する。」この場合、できるか、できないかではなくて、必ず成し遂げる、いや、成し遂げ得るという「信念」が私たち編集委員の活動の原動力となったことは確かです。編集委員は、みな必死でした。教室に居残り、今まで書いた原稿を持ち寄り、その中からの選択。そしてまた、新たに詩や短歌を作る。そして、それらの推敲・調整・そして配置・さらにカットのそう入というわけで、窓の外が暗くなるのも忘れて必死に頑張りました。この仕事を進める上で、今まで嬉しかったことは、学習の上で今まで余り目立たなかった人でも、「カット作り」などの面で、思いがけない特技を発揮してくれたことでした。
 制作についての苦労は、確かにありました。しかし、新しいものを自分たちの手で作り出すという喜びの方が、はるかに大きく、編集室となった教室からは、和やかな話し声や歓声、そして笑い声すらわき起こりました。みんなが仕事をしている教室の中は、ストーブの消えた後も、熱気でムンムンする程でした。若い情熱そのものでした。このようにして作られた文集は、何と重く、また充実していることでしょう。この文集は、私たちが、どんなに遠く離れようとも、私たち157名の心と心を堅く結んで、毎年大きな年輪となっていくことでしょう。
 最後に、お忙しい中、貴重な時間をさいて原稿を寄せてくださった校長先生、教頭先生、はじめ諸先生方ほんとうにありがとうございました。
 また、最後まで私たち編集委員の能力を信じ、信念と情熱をもってご指導くださいました3年の先生方、ほんとうにありがとうございました。3年生を代表して厚くお礼を申し上げます。
  昭和47年度・卒業文集編集委員長
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