最新更新日:2022/09/13 | |
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「若者」(昭和47年度卒業文集より)当時卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。 _________________________________ 若者 むかし若者は戦ったという 空の下で・・・・・。 むかし若者は泣いたという 故郷の家で・・・・・。 前を見ても後を見ても 暗やみの中で ただ若者は光を求めて さまよい歩いたという。 戦争が終わった今 若者はどこへ行ったのだろう。 戦争の中で大砲と戦っていた あのすさまじい若者は 戦争は何人もを天国へ追いやった にくいにくい怪物。 しかし、 戦争はほんとうの若者たちを つくりあげてくれた神様 あのすさまじい若者は いつ、 この広い世の中に 帰ってくるだろう。 でも今度は 違った場所に違った形で 帰って来てほしい 戦争という名ではなく・・・・・。 _________________________________ |
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