最新更新日:2022/09/13 | |
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「あすに向かって」(昭和48年度卒業文集より)当時卒業記念アルバムの中の卒業文集である生徒が書いた文が目に止まりました。以下に原文の一部を抜粋して紹介します。 _________________________________ あすに向かって いつまでたっても永久に訪れることのないあした。 二度と帰ってこない今。 それでも一生懸命生きる人々 わたしは15年間、これをくり返した。 同じことを・・・何度も、何度もそこから数えきれないことを知っただろう。 歩き方から2次方程式に至るまで。 幼時走り行く道つくしんぼ 入学したばかりのある朝のこと「あいうえお」と書いたノートを片手にうさぎのようにはねて行くと、道ばたには春の日ざしを浴びたつくしんぼが、頭に土をくっつけたままあたりを見まわしていた。一生懸命背のびして、まるで今のわたしのように。 暗い闇ひときわはえる冬の星 これからの世界、何が起こるかわからない。ただ、わかるのは、夜空の星のような無限の世界が待ち受けていることだけ・・・。 _________________________________ |
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