最新更新日:2024/05/13
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5年生図工(版画)

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<Kの学校日記 vol.75>

3月2日(火) 雨のち曇り

今日の1時間目、5年生は版画の仕上げをしました。
版画の下絵作りの様子を記事にしたのが1月19日。まだ版画に取り組み始めた頃でした。

それから下絵を完成させ、彫刻刀で彫り進めながら黄・赤の色を重ね…
そして今日、青色を最後に重ねる作業をして、みんなの作品が完成しました!

カメラを持って教室を訪れると、
「先生、見て!できたよ」
と作品を誇らしげに見せてくれる子どもたち。

先に出来上がった児童は、完成した数枚の中から1枚を選んで台紙に貼り、黒板に飾っていました。

まだ作業中の児童は、版木にローラーで青色を塗り、その版木を紙(黄色と赤が塗られたもの)にえいっ!と乗せて、ばれんを使って摺ります。
この、えいっ!が作品の出来上がりを左右する大事な作業。
「だれかー、手伝って」
と声がかかると、わらわらと子どもたちが集まってきて手伝っていました。
この助け合う姿がとても自然で、彼ら彼女らにとっての日常なのだなと感じます。

完成した版画は、どれも素敵です。
版画っていいなぁ。

5年生は今回、黄、赤、青の3色を摺ったわけですが、最初に黄色を塗る前に、白い色を出したい部分を彫ります。
次に、赤を塗る前に、黄色い色を残したい部分を彫って…
青を塗る前に…
頭が混乱してきました。

どの色をどう残すか、考えながら色を重ねるためには、頭を使いますね。
難しい!

“夕方の山”という作品。
真っ赤に燃えるような空。夕日を受けて金色に輝く家や電柱。
影になっている山の青とのコントラストが素敵です。懐かしささえ感じます。

“富士山”という作品。
雲と、山に冠雪した部分の白が印象的です。この“白”(色を重ねない部分)をしっかり出す事にこだわったそうです。
版木を見ると、雲、雪、空の削り方が全部違っています。
この削り方の違いが、出来上がった版画にも反映されていて面白いです。

人気だった“花火”の作品も、色の重ね方によって、全然違うものになっています。

狙い通りにうまくいった子も、やってみた結果思い通りにいかなかった子も、
「自分で考えてやってみた、その独創性が素晴らしい。
 チャレンジが見られて嬉しかった」
と、担任の先生がおっしゃっていました。

朝から、小さな美術館を楽しませてもらいました。
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