最新更新日:2024/05/15 | |
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原風景3月9日(火) 曇り 素晴らしい詩に出会ってしまいました。 『するめ』 とうとう やじるしに なって きいている うみは あちらですかと… まどみちお少年詩集『まめつぶうた』より イカとして海で生まれ育ち、乾かされてスルメとしての新しい人生を歩みだす。 けれどもやっぱり生まれ故郷の海が恋しかったのかな。 海に戻ろうとするスルメ。 「とうとう」という言葉から、彼の海への郷愁や諦めきれなかった想いを感じます。 この素晴らしい詩集が明北小の図書館にあることを、昨日、T嶋先生が教えてくれました。 明北小のみなさんは、図書館で読むことが出来ますよ。 これほどに短い言葉で、イカ(スルメ)の人生や想いを凝縮する術に感動。 日に日に記事が長くなっていくこのブログに、詩を取り入れよう!と思い立ったものの、やっぱりちょっと違うので断念。 いつも通りいきます。 前置きが長くなりました。 今日は、2時間目に校舎の周りを歩いてみました。 プールの裏にある小さな梅の木。花がだいぶ咲いていました。 卒業式までにもう少し咲きそうです。 正面玄関も、卒業式の雰囲気が出てきました。 門の両側にあるハナザクロとナナカマドの花(木?)言葉が、「子孫の守護」「私はあなたを見守る」というものでした。 なんだかとても嬉しいです。 (庁務員の先生が作ってくれた木の名札で確認) 体育館の横を通ると、1年生が体育をしている元気な声が聞こえてきます。 音楽室の窓からは、5年生の威風堂々の合奏が聞こえてきました。 築山の横の花壇は寒冷紗が外され、植えられたパンジーの可愛らしい顔がよく見えます。 職員室の前辺りまでくると、T仲先生が何やら作業をしていました。 理科で使う実験道具を入れる木の箱が古くなったので、綺麗にしているところでした。 自宅から持ってきた自前の電動サンダーで表面を削って整えています。 あとで、ペンキを塗るそうです。 安くて便利なものはたくさんありますが、この木の入れ物はとても使い勝手が良く、まだまだ使えるからと手をかけてくださっていました。 見えないところでも、時間や手間を惜しみなくかけてくださる先生方。 T仲先生は 「楽しませてもらっている。 子どもたちにも元気をもらっている。」 とおっしゃっていました。 休み時間になり、校庭に飛び出て遊ぶ子供たち。 遠くには、アルプスの山々がみえます。 いつか巣立った時に、 「山はあちらですか…」 と言いながら、いつでも戻って来られたらいいなと思います。 |
安曇野市立明北小学校
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