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原風景

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<Kの学校日記 vol.80>

3月9日(火) 曇り

素晴らしい詩に出会ってしまいました。

『するめ』

とうとう
やじるしに なって
きいている

うみは
あちらですかと…

         まどみちお少年詩集『まめつぶうた』より

イカとして海で生まれ育ち、乾かされてスルメとしての新しい人生を歩みだす。
けれどもやっぱり生まれ故郷の海が恋しかったのかな。
海に戻ろうとするスルメ。
「とうとう」という言葉から、彼の海への郷愁や諦めきれなかった想いを感じます。

この素晴らしい詩集が明北小の図書館にあることを、昨日、T嶋先生が教えてくれました。
明北小のみなさんは、図書館で読むことが出来ますよ。

これほどに短い言葉で、イカ(スルメ)の人生や想いを凝縮する術に感動。
日に日に記事が長くなっていくこのブログに、詩を取り入れよう!と思い立ったものの、やっぱりちょっと違うので断念。
いつも通りいきます。

前置きが長くなりました。
今日は、2時間目に校舎の周りを歩いてみました。

プールの裏にある小さな梅の木。花がだいぶ咲いていました。
卒業式までにもう少し咲きそうです。

正面玄関も、卒業式の雰囲気が出てきました。
門の両側にあるハナザクロとナナカマドの花(木?)言葉が、「子孫の守護」「私はあなたを見守る」というものでした。
なんだかとても嬉しいです。
庁務員の先生が作ってくれた木の名札で確認)

体育館の横を通ると、1年生が体育をしている元気な声が聞こえてきます。
音楽室の窓からは、5年生の威風堂々の合奏が聞こえてきました。

築山の横の花壇は寒冷紗が外され、植えられたパンジーの可愛らしい顔がよく見えます。

職員室の前辺りまでくると、T仲先生が何やら作業をしていました。
理科で使う実験道具を入れる木の箱が古くなったので、綺麗にしているところでした。
自宅から持ってきた自前の電動サンダーで表面を削って整えています。
あとで、ペンキを塗るそうです。

安くて便利なものはたくさんありますが、この木の入れ物はとても使い勝手が良く、まだまだ使えるからと手をかけてくださっていました。
見えないところでも、時間や手間を惜しみなくかけてくださる先生方。
T仲先生は
「楽しませてもらっている。
 子どもたちにも元気をもらっている。」
とおっしゃっていました。

休み時間になり、校庭に飛び出て遊ぶ子供たち。
遠くには、アルプスの山々がみえます。

いつか巣立った時に、
「山はあちらですか…」
と言いながら、いつでも戻って来られたらいいなと思います。
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