最新更新日:2024/04/26
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大発見!

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<Kの学校日記 vol.81>

3月10日(水) 晴れ

スクープです!!
なんと、明北小学校の敷地から、縄文土器が発見されました!!

昨日、児童が掘った土の中から縄文土器の破片らしきものを発見。
今日、教育委員会 文化財保護係の方が鑑定に来てくださいました。

いやいや、
まさか小学校の敷地から縄文土器?と思ってしまうのですが…
校長先生にお借りした明北小の『開校40周年記念誌 あゆみ』によると、平成8年、体育館の大規模改修の際に、遺跡の発掘調査が行われていたのでした。
以下に引用します。

 『明北小学校付近一帯は塩田・若宮遺跡と呼ばれ、今までにも昭和25年の校舎建築や、昭和44年の給食センターの建設工事の最中に土器や石器などが出土しており、縄文時代から平安時代の遺跡としてよく知られていた。』

今回発掘されたものも、まさしく本物の縄文土器でした。
しかも、これまで発見されたものよりもさらに古いという新発見!
縄文時代中期の後半で、約4,500年前のものだそうです。

縄文土器は主に3つの目的で作られていました。
1、料理に使う鍋として
2、かざり(普段は飾っておいて、祭りの時に使う)
3、埋葬するときの骨壺のようなもの
今回出土したものは1つ目の、料理で使っていた鍋のようです。

これまで博物館でした見たことのない縄文土器の破片。
なんと、素手で触らせていただきました。
作った時の焼き方で、土器の質は全然違うそうです。
しっかりと固く詰まっている感じのもの、これは歯ブラシなどで磨いても崩れません。
反対に、ふわふわと軽石のようなものもあります。
こちらは水につけて歯ブラシで磨くと崩れていってしまうそうです。
縄文時代にも、土器づくりが上手な人とそうでない人がいたのかな。

遥か遠い時代に思いを馳せた、ロマンいっぱい大発見となりました。

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