最新更新日:2024/04/26 | |
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校長先生
<Kの学校日記 vol.85>
2月16日(木) くもり 第2稿 明後日はいよいよ卒業式です。 6年生のみんなが、この日で明北小学校を卒業します。 そしてもう1人、3月に明北小学校を卒業する方がいます。 校長先生です。 2018年に着任して以来3年間、明北小の最高責任者としてみんなを導き守ってくれました。 以前勤めていた小学校は全校生徒が36人だったため、明北小学校に初めて来たときは「大きい学校だなぁ」「子どもたちがいっぱいいるなぁ」と思ったそうです。 校長先生が一番好きな場所は、廃線敷き。 ここを着任時に1人で散歩していたときのこと。 前から歩いてきた親子連れが、とても気持ちの良いあいさつをしてくれました。 その後、そこにいた子どもたちは明北小の児童だということが分かったそうです。 このエピソードからも分かるように、明北小の子どもたちは素直でとても気持ちの良い子どもたちで、 それは、地域全体がしっかりしている証拠だと校長先生はおっしゃいます。 「明北小は、保護者の方や地域の方にとても支えてもらっている。 みなさんが、子どもたちや学校のことを大切に考えてくださっているから」 そんな長瀬校長先生のことを、近くで見ている先生方はこう言います。 教頭先生 「どんと構えている。 上から指示を出すというよりは、任せてもらえる。自由にやらせてもらえる。 (長瀬校長先生に)今まで提案を一方的に却下されたことは一度もない。」 事務の先生 「気さくで飾らない。 オープンで、これほど子どもたちと交わることをためらわない校長先生は初めて。 職員が少ないこともあるが、掃除も率先してやってくださる」 この証言からも分かるように、本当に素敵な先生です。 休み時間には、子どもたちが気軽に校長室に遊びにくるようで、職員室まで楽しそうな声が聞こえてきます。 ぺーぺーの私が提案することも、「いいですね!どんどんやりましょう!」と言って応援してくれます。 責任をとるのはきっと校長先生なのに。 “自主性を重んじて責任はとる”こんなに仕事がやりやすい上司はいません。 自由にやらせる、というのはとても大変なことで、管理者の底力が試されます。 指示を出し制した方が本当は楽なのだろうな。 それはきっと、子どもたちへの接し方にも言えることであり、校長先生のこの雰囲気やスタンスは、明北小の先生たちだけでなく、子どもたちにとっても素晴らしい環境なのだと思います。 明日の終業式、そして明後日の卒業式と校長先生の大仕事は続きます。 終業式は毎年、校長講話だけなのですが、今年度は ・金管バンドのコンサート ・6年生の名前を全員呼んで、一言話をしてもらう という時間を、校長先生が提案してくれました。 卒業式では式辞と卒業証書授与があり、ここのところは毎日リハーサルが続いています。 式辞はすでに出来上がっているそうです。 18日の卒業式には、6年生の晴れ姿はもちろんのこと、校長先生の最後の大仕事にも注目したいと思います。 |
安曇野市立明北小学校
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