最新更新日:2022/09/13 | |
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進路講話を行いました。渡邊さんは、元中学校教師で、病気のため視野が狭くなってきてやむを得ず教壇を去りましたが、新たな道にチャレンジするため盲学校に入学して勉学に励んでいる方です。 講話では、渡邊さんが昨年全国盲学校弁論大会で優勝するまでのエピソードや、自分自身の病気を受け止めて教職を退き、新たな人生を送り始めるまでの思い、理療科での学習のようすなどを紹介していただきました。また、これから自分の人生では、「心・知・体」のバランスを保ちながら前進してく中で、さまざまな出会いによってそれぞれのよさが響き合い、より成長したり、夢の実現に近づいたりできることを強調されていました。クイズや、風船の実験などを交えたり、ギターの弾き語りをしたりと、興味深く心に届くお話しで、渡邊さんの思いがひしひしと伝わってきました。 聴講した生徒たちも口々に、「とてもおもしろかった。」、「お話を聞いたり実験に参加したりしてとてもよい体験になった。」、「心・知・体が大切なことがわかった。」などと感想を述べていました。生徒たちが将来を考える上で大いに参考になり、力が沸いてきたのではないかと思います。貴重なお話ありがとうございました。 講話が終わってから、渡邊さんは、「盲学校についてより多くの人に知ってもらえれば助かります。」と話していました。渡邊さん、盲学校のご発展をお祈りしたいと思います。 |
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