最新更新日:2019/03/19
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いよいよ3月。学習においては進学や進級に向けての総まとめを行い、生活においては次年度に向けての準備を進めていけるようがんばっていきましょう!

文部科学大臣の記者会見でのコメント

 先日ホームページでご紹介しましたが、1月9日に下村文部科学大臣が平三中を訪問してくださいました。その後、文部科学省からいわき市教育委員会を通じて、大臣の記者会見でのコメントが送付されましたのでご紹介します。

 一昨日福島に視察に行きましてですね、そこの学校における除染活動を見て、ちょっと風邪気味になってお聞き苦しいと思いますが、一昨日、福島県いわき市を訪れました。他校からの生徒を多数受け入れている中学校や、いわき明星大学内に設置されている楢葉町の仮設校舎及び、サテライト高校視察とともに子どもたちや教育関係者との懇談を行いました。中学生と一緒に給食を食べて懇談いたしましたけど子どもたちが将来は世界のために貢献したいと語るなどの困難の中にあっても大変たくましく育っていると感じました。その中学生は10人ほどで、生徒会活動をやっている子どもたちばかりでしたから、特にそういうリーダーシップの意識が強いのかもしれませんが、そのうち半分ぐらいの子がですね、涙を流しながら決意を語っていたので、感銘をしました。象徴的な1つの事例として自分も被災地、避難所とボランティアお手伝いをして、その時にあるお医者さんに出会った。そのお医者さんは単身で家族と離れて寝る間も惜しんで被災地の方々に対する献身的な支援をしているのを目の当たりにして感動して、自分も是非医者になりたいと決意した、ということを涙ながらに語りながらですね、更に思ったのは、その医者というのも今回の福島の問題で、日本国内だけでなく、世界中の人たちから支援をしていただいた。その方々に対する恩返し、世界で通用する、世界で活躍するような、そういう医者になりたいというのもいっておりました。10人の中学生のうち、そういう意味で地域のためとか福島のためとかいうことだけでなく、世界で活躍したい、世界のために貢献したいということが福島の子どもたちは困難を逆にそれを大きなばねとして将来に対する大きな志、思いを持っているということを、本当に感動して私も聞きました。このようにですね、福島の子どもたちは正常な形で教育が受けられる環境を作ることによって、それぞれの夢が、将来に対しての思いがですね、実現できるように国としても全力で支援したいということを子どもたちに伝えましたまたサテライト高校の校長先生との懇談会で、大学に被災地の高校からの指定推薦枠を設けることについての要望を受けました。現在、実施されている平成25年度入試における現状を確認したところ、国立2大学、公立4大学、私立16大学の計22大学が被災した受験生を対象とする特別入試を既に実施しております。震災から2年近く経過している、現時点でも避難生活を余儀なくされている高校生等に対しては、経済的な支援を含め、特段の配慮をする取組を改めて各大学に対して促してもらいたいと思いますし、この現在の大学においても、これからの一般入試でも対応できるところがあるということでございますので、そのような形で更に文部科学省として各大学に対して被災地の高校生の特別なお願いをしていきたいというふうに思っています。

 なお、上記の大臣の1月11日付けの記者会見内容はYouTubeで視聴できますのでご覧ください。
 大臣との懇談に同席した代表生徒の感想についても掲載しますのでお待ちください。 


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