最新更新日:2019/03/19 | |
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文科大臣の訪問を受けて
先日、下村文科大臣の訪問を受けたあとの竹森生徒会長の感想です。
はじめに大臣といっしょに会食すると聞いたときは、とてもびっくりして家へ帰ってからも寝るまでずっと何を話すか考えて緊張していました。当日になってからも、朝から何を話すか緊張していて授業中もずっとそのことを考えていて胃が痛くなりました。(略)大臣が来られて会が始まり、最初にいわき市の教育長さんがいわきの被災状況をお話されました。僕が話したかったスクールランチのことも話されていて「チルドを解凍したものだから冷たい」ということを大臣が知ったとき、深くうなずき「かわいそうだ」ということをおっしゃっていたので僕たちのことを少し知ってもらえた気がして嬉しかったです。教育長さんの話が終わり僕たちが話す番になりました。(略) 僕は「生徒会長サミット」のことについて話し、そのあと「県外の人たちは僕たちのことを被災者と思っているかも知れないけれど、いつまでもその人たちの支援などに甘えず、タイに学校を建てたり、サミットに参加することで被災したけれど一生懸命みんなが頑張っていることをアピールしたい、いつまでも僕たちは被災者でいてはいけない」ということを伝えました。緊張でぎこちない話し方になってしまったけれど大臣にうなずいてもらって嬉しかったです。 他の生徒会のみんなも、それぞれの思いや夢について話していました。涙を流しながら話している人もいてこんな夢を抱いているのだとすごく感動しました。 終わりに校長先生が三中のことについて話されていましたが、その話の中に「今のみんなの話を聞いてとても頼もしい。そしてこんなサミットに少しながら協力することができる立場にいることが嬉しい」という言葉がありました。校長先生の口からそのような言葉を聞き、僕らの活動が認められているんだとわかりとても嬉しかったです。 大臣から最後に握手をされて「がんばって」と言われ、何か使命感のようなものが生まれ、自分たちに何ができるかわからないけれど、できることを本気で取り組み復興の力になれたらいいなと思いました。 この貴重な体験をこれからの生活の中で何かに役立てることができればいいなと思います。 |
いわき市立平第三中学校
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