７月２４日（土）の郡大会準々決勝の大府西中学校との試合は、初回の攻撃で、2番のランニングホームランで、1点先制します。
その裏の守備では、二者連続三振をとったあと、3番4番に連打を浴びて、ピンチを背負い、その後5番にも大きな当たりを打たれますが、これをレフトがなんとか捕り、無得点で切り抜けます。
２回の攻撃は三者凡退で終わり、その裏の守備で一死のあと、7番にヒットで出塁を許すと、その後エラーなどでピンチが広がり、更にエラーで相手に得点を許し、逆転されてしまいます。
次の攻撃では先頭が出塁するも、後が続かず無得点。その裏も3番4番に連打を食らい、1点をとられます。
４回も四球でランナーが出て、盗塁などでチャンスを広げるも、あと一本が出ず無得点。その裏、四球でランナーを出したあと、二死になったのち2番3番に連打を浴びて2点を取られます。
５回には、こちらもヒットやエラーでチャンスをつくり、ランナー2・3塁となるも、無得点。守備ではこの回は無得点で抑えますが、次の回の攻撃では、4番の二塁打と盗塁でここでもランナー3塁を作るも、あと一本が出ません。
そしてこの回の守備も無得点で切り抜け、最後の攻撃に望みを託します。
最終回の攻撃、先頭と次の打者がファールフライで打ち取られ、簡単にツーアウトとなります。ここまでかと思われましが、9番打者がツーナッシングから粘って粘って四球を選びます。続く1番も粘って粘ってスリーツーからの7球目、レフト側ファールグラウンドに高々と上がったフライを捕られてゲームセット。
5対1で悔しい敗戦となりました。

今回の試合では、2回に逆転されてから更に追加点を取られるなど、苦しくて心が折れてしまいそうな場面が幾度となくありました。
しかし、選手たちは最後の最後まで勝利のために声を出し続けて、チームを鼓舞し続けることができました。
これまでは敗戦濃厚になると、声が途切れ、もうおしまいだという雰囲気になってしまっていましたが、この試合はどんな状況でも全員が勝利を願い、がんばり抜くことができました。
とても大きく成長したと思います。
なんどもチャンスをつくり、ワクワクした瞬間。ピンチのとき必死に守ろうと声を張り上げて頑張る瞬間。心の底から野球って楽しいなと感じることができたことと思います。このチームで野球が一緒にできたことが本当に幸せな瞬間でした。本当にありがとうございました。
３年生には、この２年半で培った力を生かして、人生を切り拓いていって欲しいと思います。