緊張の模擬面接が終わった後は、体育館で進路講演会を実施しました。
講師は明秀学園日立高等学校の塙　定之教頭先生です。塙先生は長年生徒募集部長を担当し、茨城県はもちろん福島県の入試事情にたいへんお詳しい方です。来年度福島県が実施する県立高校入試は、茨城県で６年前からスタートしたものに近いものであるため、初年度の状況や１年後の入試に向けて今すべきことなどを教えていただきました。
今回の取り組みは平三中では初めてのものですが、面接からずっとご覧になる保護者の方々もいて、来年度の入試制度改革に向けての関心の高さを感じました。これからも進路実現に向けた取り組み、そしてキャリア教育をしっかりと進めていきたいと思います。実現に向けてご協力いただいた企業のみなさん、本当にありがとうございました！

＜面接官としてご協力いただいた学校・企業・団体名（順不同）＞
明秀学園日立高等学校
東洋システム株式会社
(有)クリーンみき
Ｆｉｖｅ　Ｓｔａｒ
(有)花季屋
ティー・アンド・ティー(株)
(株)サウンド藤和
(株)フルサポート神谷保険
常磐共同ガス(株)
福島民友新聞社
中根の湯旅館
(有)ジャムズコレクション
常磐交通観光株式会社
ＮＰＯ法人いわき鳴き砂を守る会
いわき青年会議所

そして平三中に足を運んでくださった方々は、実はこの１年間を通して多くの生徒たちが参加してきた様々なボランティア活動でもお世話になったみなさんです。
「決して一度きりのイベントではなく継続したキャリア教育を行いたい」という趣旨に賛同して、多忙の中にもかかわらず時間を割いて面接官を引き受けてくださったのです。

１か月以上もこの日のために準備をしてきたとはいっても、いざ本番となると頭が真っ白になったり言葉に詰まって手に汗をかいたり…たった１５分といっても、とても長く感じられたのではないでしょうか。


大変すばらしい活動ですね。
二日間に分けて、子供達の活動の様子をお伝えしていきます。
後半編はまた後日！お楽しみに！

受験態度や身だしなみがチェックされた学力試験に続き、８日（金）にはいよいよ今回の目玉でもある「模擬面接」が行われました。
校内２１か所の面接会場で、３〜４人の集団面接を受けるのですが、面接官はわざわざこの日のために平三中に駆け付けた一般企業で実際に採用を担当している方々や、電気や農業、機械など生徒が希望する学科のスペシャリストたちです。
いったい扉の向こうにはどんな面接官が待っているのか…順番を待つ生徒の緊張感もＭＡＸです。

県立高校入試の２期試験が行われた３月７日（木）・８日（金）に、平三中ではもう一つの入試が行われていました。その名も「模擬入試」。学力試験と面接試験を校内で２年生が受験するという取り組みです。
まず始めは願書と志願理由書の提出から。記入漏れや記載ミスは差し戻しとなります。また、入室の態度や言葉遣い、身だしなみなども厳しくチェックされます。来年の本番をイメージして、生徒たちの態度も真剣です。