最新更新日:2019/03/19
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いよいよ3月。学習においては進学や進級に向けての総まとめを行い、生活においては次年度に向けての準備を進めていけるようがんばっていきましょう!

金環日食を観察しました

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太陽の観察の基本は『直接見ないこと』です。そのため、本校にもご厚意により、太陽観察の為のフィルターが生徒に配布されました。多くの生徒がフィルターを通して欠けた太陽や、環になった太陽を観察することができたのではないでしょうか。私は学校にある望遠鏡で東通路の天井に太陽を投影して観察したので、その結果をお知らせします。使用した望遠鏡は『MEADEのETX−80』です。望遠鏡で投影した像を載せましたの見てみて下さい。望遠鏡で投影された像は実像と言いますが(中1の物理分野で学習しました)、実像は上下左右が逆になっていますので、みなさんがフィルターで観察した太陽とは欠け方が逆になっていると思います。
時刻が入っていないのが玉に瑕(きず)。いわき市での金環日食開始が7時35分56秒ですので、中央の金環日食の画像はその30秒後ほどのものです。確かに輪になっている様子がわかります。
通路の天井には大きな像を結べますが、大きいため鮮明さに欠けるのが難点です。スクリーンを近くすると像は小さくなりますが、画像は鮮明になります。その太陽の表面には大きな黒点が2つ見えます。先週望遠鏡で投影した太陽を見たクラスの生徒ならわかると思いますが、先週見たときに周辺部にあった黒点が、中央近くに移動しており、そのとき楕(だ)円状だった黒点が、円形に見えます。このことから太陽は自転しており、しかも球形であることがわかります。来月6月6日には金星が太陽面を通過する様子が観察されます。それだけでもすごいことですが、太陽の内側を金星が通ることで、金星が太陽と地球の間にあることがわかります(内惑星である証拠)。前号でも書きましたが、調べれば調べるほど、興味深い事実に行き当たります。そこがおもしろいと私は感じています。
いわき市立平第三中学校第3学年学年だより「COMPASS」平成24年5月21日発行より



最初で最後の体育祭その2

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ページの構成上、写真を3枚しか掲載できないので2つに分けました。後半は4組から6組です。
4組は誠。
5組は結。
6組は魂です。
書は同じく松崎亜希子先生。やっぱり達筆!!
よいものにはよいもので返す。この書を見て、心が動かない生徒はいませんでした。小さくて見えにくいかもしれませんが、クラスの文字の周りには、生徒一人一人の体育祭にかける思いが書かれています。早朝練習や、この応援旗を見る限り、最初で最後の体育祭は成功間違いなしのようです。実行委員の皆様、お疲れ様です。いよいよ明日です。てるてる坊主をつくりながら、私も明日に備えています。

最初で最後の体育祭その1

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 明日はいよいよ体育祭です。毎朝の練習、体育の授業での練習など、みなさんお疲れ様でした。明日の本番を前に、各クラスの実行委員に『体育祭に向けて』と『応援旗に込めた思い』ということでメッセージを寄せてもらいました。学年通信100号に掲載しましたのでクラスのみんなで読みながら、明日にかける思いを確認したり、初心を思い返したりして『最初で最後の体育祭』を大いに盛り上げ、後輩に確かなものを残して欲しいと思います。ここでは1組から3組までの応援旗を紹介します。
1組は超
2組は最
3組は絆
です。書は松崎亜希子先生です。達筆!

金環日食を観察しよう 〜安全に日食を観察するために〜

はじめに

 九州地方の一部、四国地方の一部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方の大部分、東北地方南部で、太陽がリング状となる「金環日食」が起こります。その他の地域では、月が太陽をかすめる「部分日食」になります。 我が平第三中学校でもこの金環日食の観察会を行います。誰でも簡単にできる方法で、安全に観察して欲しいので、学年通信の号外を出し、観察の手引きとすることにしました。

太陽観察の仕方

 太陽の観察の基本は「直接見ないこと」です。では、直接見ずにどのようにしてみればよいのでしょうか?答えは「間接的に見る」です。間接的に見るとは次の方法があります。
 A 望遠鏡などで投影して観察する→大きな太陽を観察できます(黒点も見えます)
 B ピンホールカメラの原理を利用して観察する→小さいですが、たくさんの太陽を観察できます

 私も理科の教師なので、当日の朝、学校にある望遠鏡を出して、スクリーンに投影する方法で観察します。興味のある人は一緒に観察しましょう。今ですと黒点の観察も最高です(大きな黒点の周りに小さな黒点がたくさん見れます)。日食と黒点の両方が観察できます。

 次にピンホールカメラの原理を利用する方法ですが、紙に穴を空け、影をつくるだけなのでとても簡単です。しかも直接見ないので安全です。穴をたくさん空けるとたくさんの太陽を見ることができます。写真が参考になるでしょう。食べ物のクラッカーではないかと思います。この影も円の部分が部分日食のため、三日月形になっています。
 さて、この写真は「部分日食」だったために起こる現象です。では、21日の「金環日食」では影はどのようになるのでしょうか?そうです。理論上、影は薄いドーナツ形になるはずです。しかも時間をかけて観察すれば、だんだんと欠けながらドーナツ形になり、またもとの円に戻っていく様子が安全に観察できます。前にも書きましたが、太陽観察は直接見ないことが原則です。カメラのフィルターなどは太陽の光量を何万分の1にも減らしています。配布されるフィルターもかなり光量を減らしてくれているとは思いますが、連続して長い時間観察することは望ましくありません。少し見ては休み、そしてまた少し見る。3分は見えますので、そのフィルターを通した観察の合間に、ピンホールカメラの原理を利用した観察も簡単ですのでやってみてはいかがでしょうか?

終わりに

 日食は太陽の観察のようですが、実際には月も観察しています。新月のとき、月は見えませんが、この日に限ってはよく見えます(影ですけど)。皆既日食と金環日食。このことから月の軌道が楕円であることがわかるばかりでなく、月の見え方には違いがあると言うこともわかります。最も地球に近いときと、最も地球から遠いときとでは10%以上も違うようです。調べれば調べるほど、興味深い事実に行き当たります。そこがおもしろいと私は感じています。

いわき市立平第三中学校第3学年学年だより「COMPASS」平成24年5月14日発行より

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3学年だより「COMPASS」が発行されました!

本日、3学年の学年だよりが発行されました。生徒会活動が特集されています。ぜひご覧ください。

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