１年間を通して故郷の復興支援活動に取り組んできた３年４組。様々な寄付活動を行ってきた経験を活かして、公益社団法人日本フィランソロピー協会主催の「寄付川柳」作りに全員で挑戦しました。今回はその一部を紹介しますが、実際に数多くのボランティア活動に参加しただけあって、どの作品にも実感がこもっていますね！

「全国へ　エールを送る　募金箱」
「募金では　小さなお金が　思いやり」
「寄付をする　笑顔あふれる　花が咲く」
「”頑張って”　手にしたコインに　心こめ」
「この気持ち　世界の誰か　幸せに」
「寄付をする　心がなんだか　あたたかい」
「募金する　知らぬどうしの　笑顔かな」
「ボランティア　繋がる想い　助け合い」
「届くかな　私の思い　地域へと」
「寄付活動　みんなで広げる　笑顔の輪」
「困ってる　人を助ける　ワンコイン」
「咲きほこれ　地域の笑顔　未来まで」

　展示コーナーでは世界各国の砂を顕微鏡で覗いてその違いや特徴を学習したり、実際に鳴き砂の音を楽しめるコーナーもあり、生徒たちは興味津々に参加していました。

　そしてシンポジウムでは、鳴き砂を題材に制作したビデオ作品「聞こえる」が上映され、生徒たちは多くの方々から賞賛の声をかけていただきました。

　今年度の鳴き砂に関わる活動はこれで終了ですが、生徒２人は故郷の宝物である「鳴き砂」をこれからも大切にしていこうと気持ちを新たにしたようです。

　２月１２日（月）にラトブ６Ｆ企画展示ホールで行われた第２回福島「砂」シンポジウム２０１８。さまざまな復興支援活動で鳴き砂調査や砂絵教室の開催など、いわきの鳴き砂と関わってきた３年４組の生徒が参加しました。

　この日は東京都市大学准教授の萩谷　宏さんの基調講演に続いて、シンポジウムやミニトークセッションが行われました。

　また、会場にはミニ砂像や鳴き砂に関する資料も展示され、「いわきプラージュ」「子どもまつりでの砂絵教室」「四倉海岸のアクアソーシャルフェス」などに参加した４組の生徒の写真を見つけて、今までの活動を振り返っていました。

　３年生の卒業まであと１ヶ月となりました。今日（１３日）からいよいよ卒業式の練習が始まりました。今日は、卒業式を迎えるにあたっての心構えと礼法（起立や着席の姿勢など）について、そして式歌の練習を行いました。寒い中での練習でしたが、とても真剣な態度で取り組んでいました。これから何度か練習が行われます。立派な卒業式になるように頑張りましょう！

　３年４組が１年間取り組んできた故郷の復興支援活動。その様子を通して感じたことや学んだことをテレビ番組にまとめた作品「ボーダーライン」が、２０１７年度パナソニックＫＷＮ（キッド・ウィットネス・ニュース）日本映像コンクールの決勝審査会に進出しました。

　番組は５分間で、自分たちの心の中に存在する境界線を越えていこうとする取り組みを描いたもの。自分たちの手でインタビューや撮影などを行いました。

　決勝審査会は、３月４日（日）にお台場のパナソニックセンター東京で行われます。中学生・高校生のカテゴリーで唯一中学校として決勝に残った３年４組。高校生たちの作品に混じって、自分たちの取り組みをしっかりとアピールしてきてほしいですね！

　なお、作品は「ＫＷＮ日本」のホームページにてご覧いただくことができます。ぜひ、ご覧下さい！

　２月１７日（土）〜２５日（日）に、いわき市平の映画館ポレポレいわきで行われる「第８回ポレポレ映画祭２０１８」。今年は「寄りそい合う心、さまざまな愛のかたち」をテーマに「人生フルーツ」「メッセージ」「キセキ〜あの日のソビト〜」「彼らが本気で編むときは、」の４本が上映されますが、期間中のフロアにて平三中の生徒たちが制作したビデオ作品「聞こえる」が上映されることになりました。

　これは、地元の中高生の作品を来場者に紹介しようという試みで、地元の海岸で聞かれる「鳴き砂」を題材に制作した本校の作品にもお声かけをいただきました。

　なお、この作品は平成２９年度ＮＨＫ全国中学校放送コンテストのテレビ番組部門で優秀賞をいただき、１１月１日に行われた合唱コンクールの際にも上映されました。ポレポレ映画祭に足をお運びの際は、本校の「聞こえる」もどうぞ併せてご覧ください。

先日紹介しました１年生から３年生の卒業カレンダーを日をおって紹介していきます。